TS−940のVFOのアンロック状態の写真です。 |
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スピーカユニットを外す、四つのネジを外すと簡単に |
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スピーカユニットの下にさらに、金属の箱にシールド |
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RFユニット PLLユニット部 L22 L23 L24の経年劣化でPLLえの出力不足で ロックしなくなる。PLL基板上のTP−5で(R96=TP −5です。)250mVの出力が必要のようです。RFプ ローブ等があって、高周波を測定できれば良いのです が(回路形でもできるそうですが)、私のやった方法を 紹介します。 L24を右に回すと周波数表示が消え、左に回すと周 波数表示が出ます。私は、表示が出たところでやめ 測定器など使わず調整しました。この方法で、現在ま で正常に無線機が動作しています。 あくまで参考です。自己責任でお願いします。 |
yahooオークションでFT736ジャンク品落札。
ジャンクの理由 1 メインダイヤルを、回すと、周波数表示が止まる ところがある。 サブダイヤル、マイクのアップダウンボタンでは、 正常動作 2 バックアップ電池が切れていたので、カメラ用のリ チウム電池で代替として接続バックアップ正常動作 1の故障の場合フォトダイオードの角度調整で、周波
数表示簡単にできる場合を紹介しますが、全般的に 大きく周波数がずれて表示される場合は、ほかの場 合が考えられますので、あくまでダイヤルを回すとあ る程度正常に表示される場合に参考になると思いま す。 2の場合はリチウム電池を自分で交換する場合に参 考になると思います。 あくまで自己責任でお願いします。
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リチウム電池の交換 |
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リチウム電池に直接半田付けをしてコードを接続し ています。後は、コインリチウム電池からロウ付け を剥がした2枚の板に、極性を間違わないように半 田付けをして完成です。 |
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剥がしたコインリチウム電池です。形状確認のため |
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FT−736、FT-767GX、周波数表示不良調整 |
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FT−736エンコーダ部です。FT−767GXも同 |
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フォトダイオードです。この部分の経年劣化で、 |
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調整は簡単この基盤の左右どちらかにはがきか、 |
TS−940の高周波増幅部のFETが工場出荷時、2箇所、逆方向になっている。基盤のシルクスクリーンの印刷が間違っていたため起きたエラー(ham,dmz.or)というものです。これを、回路図どおり、もどしてやると、設計どおりになり、現在の、受信感度が、10dBあがるといったものです。実際回路図どおり戻してやると、感度か上がったのが、素人でもわかるくらいはっきり換わります。写真は作業前と作業後の写真を見比べるために、掲載しました。1枚目が作業前です。モードはLSBです。信号は、HF帯無信号の状態で1時間前のものです。 |
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修正作業終了後1時間後の写真です。あまり変わっていないように見えますが、信号が入ると今まで、10dBしか上がらなかった信号が20dBまで上がります。CW等の弱い信号で顕著に受信感度が上がったのがわかります。 |
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FETが反対になっている位置です。 |
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FETが反対になっている位置の拡大 |
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Q10のFETが180度反対です、基盤のシルクスクリーンの印刷が間違っているため下絵とは反対になります。(修正前の写真です) | |
Q4のFETが180度反対です、基盤のシルクスクリーンの印刷が間違っているため下絵とは反対になります。(修正前の写真です) |
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基盤の取り外し方の参考です。高周波ケーブル一本を外すだけで、基盤は浮きます。 | |
FETを取り外すときは、半田吸い取りを使ってください、わたしは、網線のものを使いました、半田吸い取りを使わないで、あら療法でやると、FETを壊しますので、あまり熱くならないように、注意深く気長に作業してください。半田が吸い取られましたらピンセットで頭をくらくらさせると簡単に外れます。 |
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IFユニットを外したところです。TS−940で感度不足と思っている方は挑戦してみても良いかと思います。作業時間は私で、1時間半ぐらいでした。割と簡単に出来ます。中古で手に入れたものには、修正されているものもあるかもしれませんので、上の写真は修正前のものですから、これと逆になっていれば、修正されたリグとなりますので、確認してから作業してください。後自己責任で行ってください。 |
by JE7SOG
平成23年2月7日更新
TS-760周波数表示不良調整 |